911 GT3 に憧れて 997 細部を煮詰めながら少しずつカスタムモディファイ！2015 11 16 AFF-3

EXシステムの中間ジョイントを特注で加工製作です。
GT3純正のエンドBOX部を加工溶接させました。
Carrera S 3,8 の純正ノーマルマフラーの
排気効率がこれまた驚くくらいに素晴らしいので、
ベースはその純正のまま美味しいところだけを選択なのです。

一見　遠回りで相当に無駄な事を
しているようにも思われますが、
本来のカスタムモディファイの重要なるポイントは、
今までの品質コンディションつまりは
クオリティーを下げてはならない！
これにつきると思われます。

コスト　金額の問題も確かにあるでしょう！
でも基準が製品のコスト問題だけで攻めてしまった場合、

本来狙うべき製品としての満足度と価値を入れ替えで失います。

あれやこれやと考え抜いて迫力サウンドだけは手に入れた、
でも爆音サウンドだけで前へと気持ち良く進んで行かないような、
911カスタムモディファイなら、
余計な事も努力も諦め、何もしないほうが気が利いていると思います。
これこそ本質から外れた無駄金遣いカスタムと判断されてしまいそうです。

GT3 ポルシェ純正クオリティーは
心底惚れ直すくらいに
完成度とそのバランスが、
信じられないくらいに良いのです。
ここまで計算され尽くされた
製品クオリティーが他に見当たりません。
どこの店も今までにこんな面倒臭い手法は、
あえて選択して来なかったのだと思われます。

静粛性も機能の１つ
サイレントサウンドという選択。

２段階バルブトロニック式の
弁切り替え前の静かなるGT3 サウンドで
生まれ変わったCarrera S 3,8 なのです。
エンジンアイドリング時で
結構適度なEXサウンドなのです。

レーシーなる爆音モードではありませんから、
サイレントと言えばサイレントに位置するモードかも知れません。
中低速の加速力やフィーリングを一切犠牲にすることなく製作させました。



エアロパーツも
このGT3マフラーを装着させるために、
GT-3 中央センター２本出し丸パイプ構造の
純正エアロへ形状へとリアバンパーASSYを変更させました。

これから板金屋さんへボディーを入れて
色の調和をさせていただく流れで御座います。
このままですとドラエモン仕様と呼ばれてしまいそうです。

タイヤホイールはCarrera 4S 3,8
グリーンへ装着させておりました。

シェーンハイト19インチを
このブルーノーマルボディーへと移設です。
フロントサイズは8,5J
リアはワイドボディー用の12Jサイズです。

鍛造 FORGED 

19 インチ ホイール

Ｓｈｅｏｎｈｅｉｔ
（シェーンハイト）Ｍ７Ｒ
チタニウムシルバー

ホイールサイズ
フロント：
８、５Ｘ１９　
５Ｈ　ＰＣＤ１３０　
インセット５４

リア：
１２Ｘ１９　　
５Ｈ　ＰＣＤ１３０　
インセット５２

タイヤ

コンチネンタル　
コンチスポーツコンタクト５Ｐ

タイヤサイズ
２３５／３５－１９
３０５／３０－１９

本来はワイドサイズですが張り出し具合は、
これくらいが逆に丁度良いくらいの
絶妙ツライチフィッティングとなりました。
ポルシェ専用のシェーンハイト19インチは、
鍛造が故に軽量でバランスも素晴らしく、
ずば抜けて優秀な走りのポテンシャルなのです。
またGT3 のエクステリアスタイルとしての雰囲気に近い
デザインフォルムなのかも知れません！

これはこれでアリかとそう判断させて頂きました！
残すはPCCB 大口径ブレーキシステムの
前後左右インストレーションと、
イエローペイントさせた色の組み合わせを狙います！
板金屋さんに入れるついでにシャンパンゴールド部の細部を、
赤い面積へとイメージチェンジさせようとも考えております！
少しずつ少しずつ理想とされるスタイルへと深化しております。

中低速のトルクや加速フィーリングはさらに向上し、
信じられないくらいにパワフルで適度なEXサウンド、
そして運転もスポーツモードとしての扱い易い
Carrera S 3,8 GT 3 リアスリムのRSに、
根本的に生まれ変わったのだと思います。
911はツボを押さえたカスタムモディファイで生まれ変わります。

ポルシェ　911　GT3に憧れて　ここまでするくらいなら
最初からGT3のコンプリートを手に入れた方が断然に安上がりです。
でもやらずにはおられない熱い衝動が沸き上がるのは、
その高次元ポテンシャルを知ってしまったから他なりません！

Toshifumi Kako