I was suffering from the bottom
of the feeling in severe 997 MK-2 disease.
ポルシェの911シリーズは
スポーティーなツーリングクーペであって、
本格的にスポーツカーとしての
操縦感覚を求めるならばプレーンなGT3を、
というのが世の通説であるとしたら、
その上を行くGT3 RSはさらに硬派の、
そのままでレース出場も可能な、
公道走行用としては最も高性能な
憧れのクルマということになる。
こんな911に関する笹目二朗さんの
991型GT3 RSに関する試乗インプレッションの
文章を読んだ事が御座います。
イメージ的な期待感として
久しぶりに911をMTで
乗れるかもしれないと楽しみにしていたが、
PDKだとわかってガッカリ。
今や作動タイム的には人力で操作するよりも、
電気機械任せの方が速くて効率的なのだろう。
だからレースなどのタイム優先の考え方には
PDKの方が有利ということになる。
なぜMTを好むのかといえばタイム的な速さではなく、
ダイレクトな感覚と自分の意思が反映されるからだ。
機械頼みではなく自分の意思でコントロールすることに、
スポーツカーを操縦する楽しみがあると思う。
変速作業は最たるもので、この面白みを機械なんかに
奪われてしまっては何にもならない。
とMTに関する記事が表現されて御座いました。
997シリーズと991シリーズでは
クルマもその内容も全然違いますから、
単純にMT車かPDK車かと比較も出来ませんが、
ワイドボディーの997 Carrera GTS と
リアスリムな997 GT3を比較させた場合は、
乗っていてのクルマとしての面白さは確かに、
GT-3のMT車に軍杯が上がるのだと思いました。
マニュアルミッション車の面白さは
シンプルに表現させればその操縦感覚なんだと思います。
エンジン回転数に合わせてシフト操作を追従させ、
EXの振動やその音色で運転させる事を考えたら、
クルマの運転というよりは楽器を演奏させている感覚に、
近いのかも知れません。
GT-3 RS は997シリーズであっても、
また991シリーズであっても自分には高値の華的領域で、
憧れは御座いますがその壁を突き破る事は出来ませんでした。
その代わりと云っては言い訳かも知れませんが
重度の997 MK-2病に気持ちの底から罹患しました。
997 Carrera GTSを羽根無しのGT-3 RS 仕様に
カスタムモディファイさせたいと願うのは、
GT-3 RS 仕様が持つ造形美的なワイドボディーに対する憧れを、
7速PDKの車両で実現してみたかっただけの事で御座います。
筋金入りの 997 MK-2 マニアでは御座いませんが、
これらの小さな差異やその違いを徹底的に調べて、
自分なりに納得が出来る領域まで理解させたいという、
変な追求心が芽生えてしまったのかも知れません。
Toshifumi Kako
Nikon D300S
TAMRON
SP150-600mm
F/5-6,3 DI VC USD
(Nikon用)
DX 225-900mm相当
Photo by Toshifumi Kako
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