究極のポルシェを考え理想的な1台として選ぶなら
迷わず997後期GTSのワイドボディーかも知れません。
実はこのクルマは2013年の08月に横浜青葉に並んでいた時からの
微妙に縁のあるような無いような不思議なクルマで御座いまして、
この度、江戸川の須賀さんがコレクションの1台に選ばれました。
本当は須賀さんは911 GT3-RS-4,0を狙っておられたのですが、
これといった911スペシャルマシンのカテゴリーとして、
特別な掘り出し物が無くて半年くらいの月日を掛けて困っておられました。
運良くも2015年03月にまたまた横浜青葉に
このワイドボディーのGTS 997 が走行距離 33633Kmで戻って参りました。
911 GTSのホワイトボディーは玉数少なく非常にレアで御座います。
GT-3のマニュアルミッションではなく 7速PDK の左ハンドルワイドボディー
スパイダー19インチアルミが奢られたセンターロック式のスペシャルマシンなのです。
内装はブラックスポーツシートのアルカンターラー内装にスポーツクロノ仕様。
フロントのエアロバンパーは一見純正風のスタンダードデザインに見えますが、
実は997スポクラシリーズや997スピードスターと同じ
スペシャルエクステリアが奢られます。
足代わりに距離を気にせずに乗れるこの手の7速PDKを所有して、
もう1台追加コレクションで飾り展示用に
6速マニュアルミッション仕様のGT3 RS 4,0なんかを増車すればある意味理想的。
実はポルシェの911シリーズは奥が深過ぎてGT-3メインで1台持ちは微妙に困るのです。
6速マニュアルミッション仕様のGT3を日常の足として使うのは勇気が要るのです。
距離は伸ばしたくないけれど時々乗りたい、純粋に眺めているだけもイヤ!
そして時には伊豆方面なんかにも長距離ドライブもしたいと反比例に悩まされます。
そんな時は少し贅沢ですが走行距離を気にせずに乗れる足車で日常を満たし、
観賞用&コレクション用にGT-3なんかを同じ色で増車なんてのが理想的です。
実は須賀さんは955カイエンターボの3台同時所有をされていた
熱血筋金入りのポルシェファンなのでした。
日常の距離伸ばし用に955カイエンターボの右ハンドルを所有され、
コレクション用にカイエンターボSを1台左ハンドルでスタンバイです。
また同じ色のカイエンターボSの右ハンドルも所有されており、
全部で3台もの955カイエンをさり気なくコレクションをされておられました。
構造変更で1ナンバー車検が可能となり余計に955カイエンの複数台所有が実現です。
須賀さんはカイエンはカイエンでも957や958には興味は無く、
やっぱりカイエンは初期型955シリーズじゃあなきゃ駄目なんです!
と955が持つ独特なるエクステリアデザインとしてのポルシェらしさを強調。
全てのコレクションにはAFFのスポーツクラッシックエアロを装着して下さいました。
ポルシェはポルシェでも今度は911シリーズの997後期を狙っておりました。
991シリーズはサイズが大き過ぎてまだデザイン的にも目が慣れておらず、
ポルシェとしての魅力が理解出来ません。
大きめなボディーサイズのカイエンから移行されるなら、
911シリーズとしてはスモールコンパクトサイズがある意味理想的なんだとか!
4月始め頃の納車ですからまた須賀さんに許可を頂いた上でお披露目させて頂きます。
Toshifumi Kako
ポルシェ911 ワイドボディーGTS 997
カレラ GTS
2010年9月のパリモーターショーで発表。
408PS/7,300rpm、
42.8kgm/4,200-5,500rpm カレラSと
GT3の間を埋めるべく発売されたモデル。
カレラ4のワイドボディーを採用。
エンジンは基本的にカレラSと同様ながら
吸気チャンバーをアルミ製とし、
可変レゾナンスインテークシステムで使用する
スイングフラップをカレラSの1枚から 6枚に増やすなど
専用チューニングを実施し408馬力を発生した。
スプリングやスタビライザーも専用セッティングされたが、
PASMのセッティングはカレラSと同一であり、
GT3ほどのスパルタンな乗り心地ではない。
2シーターモデルだが無償オプションで
リヤシートの設置をリクエストすることができた。
ホイールは997ターボ後期モデルにオプション設定されていた
センターロック式の19インチホイルが標準装着された
(通常の5穴ホイルにも無償変更できた)。
カレラSなどにオプショ装備されている
スポーツエキゾーストシステムを標準装備。
1604万円。海外では6MTモデルも販売された。
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